オレが次世代のインターネットを作ってやるんだみたいな野望を持つ方から
なんとなくIT系に就職してシステムエンジニアになってみたけど
インターネットってどうやって構成されているのだろうか
とか思ってる方まで、幅広い方々にお勧めなのが
IHANetは、各自宅サーバ(NOC)内IPv6ネットワークをISP間での接続で使われている
BGPプロトコルを使って相互接続しトラフィックを流してみようというコンセントのもと興味を持った人たちが集まり構成されるネットワーク網(?)である。
普段、キャリアやISPの運用現場以外で扱われることが少ないBGP運用を
自宅で実際に行うことで知識・経験を身につけていく。
接続にはBGP4+に対応したルータが必要となります。
また他の方の拠点との接続性確保にIPIPトンネルもしくはGREトンネル
どちらか接続できる機材を用意する必要があります。
ここではBGP4+に対応したルータを紹介したいと思います。
(だいたいのエンプラ向けルータはIPIPとGREもしくは双方のいずれかに対応していると思うので問題ないでしょう)
Cisco 1812J
EOLですがヤフオクとかで中古が安く手に入る。
Cisco 841M
Cisco Start製品で新品でも一般人でも手に入るレベルの価格。
Advanced IP Services モデルのC841M-4X-JAIS/K9かC841M-8X-JAIS/K9が必要対応
よく投げ売られているC841M-4X-JSEC/K9は Advanced Security モデルのため
BGP4+対応していないため注意が必要
この2機種以外にもAdvanced IP Services モデルであれば
問題無いと思われます。
Fujitsu Si-Rシリーズ
IPv6でBGP4対応との記載あり。
当方では未確認ですが、だれか人柱頼む
VyOS
オープンソースで開発されているネットワークOS。
中身はDebianベースのソフトウェアルータで無償で使えます。
ご自宅に仮想化基盤があるなら実質無料。
自宅に仮想化基盤が無くてもVPSの一番安いプランを契約して
入れてみるのもありかも。
Juniper SRXシリーズ
Juniper MXシリーズ
イケるのでは
EdgeRouter
Edgerouter X、Edgerouter LITE辺りが安く売ってます。
頑張って個人輸入すれば国内代理店価格よりもう少し安くGETできるかも。
我が家にもEdgerouter LITEがありますが
試してないですが、データシート上はBGP4+イケるので問題ないはず。
Linux
好きなディストリビューションにQuaggaとかBIRDとかのBGPデーモンを入れると良い。
なお、VyOS(1.1系)はDebianにQuagga搭載して動いており
独自CLIとコンフィグシステムでBGPなど様々な設定投入管理されている。
残念ながら未対応機器
YAMAHA RTXシリーズ
NEC IXシリーズ
まだ対応機器あると思うので、そのうち続きを書き足します。