現代のBGP Communityとは
BGP Community(RFC1997)
昔ながらのBGP Community
「2Byte:2Byte」でコロンで区切って使用する。
「自AS番号:任意数値」となる。
「自AS番号:制御番号」としていることが多い
4ByteAS番号は埋め込めないため、PrivateAS番号に置き換えるか、後述のBGP Extended Community(RFC4360)やBGP Large Community(RFC8092)を使用する
BGP Extended Community(RFC4360)
「Type:2Byte:4Byte」もしくは「Type:4Byte:2Byte」でコロンで区切って使用する。
中辺は、Typeに応じてAS番号またはIPv4アドレスとすることが出来る
中右辺と合わせて合計6Byteまで
BGP Large Community(RFC8092)
「 4Byte:4Byte:4Byte」でコロンで区切って使用する。
「自AS番号:任意数値:任意数値」となる。
「自AS番号:制御番号:対象AS番号」
中辺は制御用、右辺はpeer-asとしていることが多い
何に使うか
受け取った経路に自らコミュニティ値を付与する、または相手から送られてくる経路に付与されているコミュニティ値を使用して経路の優先度制御などの識別に使用する
Transit/Public Peer(IX)/Private Peer(PNI)/Customer/etc…